舞ひあそぶ

神楽のこととか、備忘録の掃き溜め。

ぶつくさ

おじい

所務分けのおぢいじい、じゃなくて、ぢい、なとこがすき所望分けとかいろいろいうけど、多分所務なんだと思われる 川本の三原にある武明八幡宮の古文書記録から 永正18(1521)年「…来年より悉く所務あるべく候此の旨を以て神前の御祈念頼み奉り候…」ってあっ…

リフォームしました

500近くあった記事を、150ちょっとくらいまで削って再スタート。理由は、私の環境が変わったから。 神楽が見にくくなったし、素直に書けなくなったから。年度が開けてから、体調を崩していることもひとつ。薬を飲み始めてから心身が思うようになりません。 …

ホルマリン漬け

私は、神楽の話をするとき、神楽は時代の変化に合わせて形を変えながら生きてきたというけれど、では、「古式を残した」ものはどうなんだろうかと改めて自問してみた。今ひとまずの解としては、それもまた一つの時代に則した「変化」ではないかなというとこ…

キャラクター

家で、いただいた神楽カレンダーと、前年までのやつで切って取っておいてある写真を、歯磨きながら眺めていて、やっぱり本質はこのキャラクターそのものへの愛情なんだよなあと思ったのです。結局のところ、面を外して化粧を施すことでは、「個人」あるいは…

くろつか

前に「黒塚」は、(石見弁が)何言ってるかわからんし、なんかネタ的によくわかんない。ってぶつぶつしたとき、でも「黒塚」はそれでも石見神楽の大切な演目なんよーって、教わったことがあるのです。もともとは、夜明かし舞でしか舞わないし、なにより神仏分…

オチのない話

私は、ほんっとうに運動神経が壊滅的な悪さでありますので、正直、神楽をやってみたいと思ったことはこれっぽっちもないし、もとより環境含め「舞う身体」をもたないものであります。例えていうなら、デブねこタイプ。 とにかくすっとろい。本人的には頑張る…

むかしのこと

眠いんで、ちょっとだけですが。 某桜江の大先生が、邑智郡の一部の地域において残した音楽教育的功績とかは、すごいんだろうなあと思います。 反論してくる人なんていなかったから、嬉しかったと思うよ、生きていたらよかったねえ、とおっしゃっていただけ…

なやましきこと。

思うところあって、書きたいことがあるんですけど、書きはじめとか上手い例えが思い浮かばなくって、ううーん。 いいや、そのまま書いちゃえ。 神楽とか、郷土芸能のうち、部活や子どもだけの団体じゃなくて、世代混同の団体とかに小さいうちから所属するの…

祭りのことすこし

なかなか神楽について思考を巡らす余裕がないのですけれども、テレビでお祭りの番組見ていて、やっぱり石見神楽は特異性があると思ったのです。 ショー化、エンターテイメントによりすぎ、って断罪してしまうのは簡単なんだけれども、それだってそれをプロデ…

舞を殺すな

胴とりは、一生懸命打ってはいけない。自分を見せることを考えてはいけない。師匠が、いつもおっしゃること。自己中心的な胴は舞を殺すとも。 たまに、音響なんかは、あーあと3つか5つくらい音下げてくれたほうが気持ちいいんだけどなー音割れてるしなーって…

新年の行事

明けましておめでとうございます。 良い一年になりますように。今日はえきでんを見に、橋のたもとへ。 普段川の上は、山から吹き下ろす風と海風で寒いのですが、いやーなんなの?ってくらい暖かくて、島根に帰るのが不安です。昨日はキンポーとガッサンとイ…

田舎とチープはあまり両立しません

と、思うのですが、皆様におかれましてはいかがお考えでしょうか。 関東近郊ならできるかもだけど、こっちは無理よねと思うのです。カチョーと、一日また江の川沿い走りながら話したこと。 ガソリンが出雲を越えると高くなるのよね。ふむむ。 旬のものを、旬…

劣等感

全然関係ないですけど、会社では、私が男の人の話をすると先輩とおとーさん上司たちが根掘りーの葉掘りーのしてきます。でも掘られて出てくるほど何かあるわけでもない。 師匠はなぜかみんな師匠らしい。浜田行ってきた!っていうと師匠元気?みたいな。 そ…

人口とか

石見神楽は「後継者難」がない、ということばの誤解について。 たぶん、我々、このブログを何でか知りませんがわざわざ読んでおられます皆様、島根に暮らす人たちは当然このことばが事実と異なることは、肌で感じていることでしょう。人口が減り続けている土…

将来のゆめ(仮)

いろいろ疲れたんで妄想。 あ、でもいよいよ原稿書いた本が出せそうです。 どきどきーこれからが販促で大変だ。もし、宝くじが当たったら! ま、買わんけー当たらんけどね。 もしくは玉の輿に乗っかったら、にでもしておくか10万円くらい握りしめて、本屋へ…

わたしがしまねでいきる理由。

好きだから。以上。出ていく人って、究極好きじゃないから出ていくわけで、好きなんだからそこで生きたいって思ったって別にいいわけよね。 もちろん転勤とかあるとしてもさ。はあ。つかれましたー。人間多いわー。 都会のほうが生きた心地がして、生きてて…

あ、そういえばこの前、和歌をいろいろ眺めておりましたらば、神遊びの歌というものを見つけたのであります。 深山には 霰ふるらし 外山なる まさきの葛 色づきにけり もーなんか、詠んでそのまんまの素朴な歌ですなあ。まさきの葛が、テイカカズラのことで…

いろいろ家のなかの本をゴソゴソしていましたら、石見の神楽についての言及がありましてですね。神楽は「神が楽しむ」のか「神と共に楽しむなのか」…"石見神楽の源流"の邑智郡の大元神楽を見たら「神が楽しむ」ように思える、というような話。 さあ、これま…

息をするようにあいする

人じゃないよ。 文字どおり島根を横断してみて、やっぱり島根が好きなんだと思ったのです。碧い海、青い空。雲。濃い緑。山べりにそって浮かぶ赤瓦。 あおあおあおみどりみどりみどりしろ、あか。 なんてことはない風景なんですけれど、なんか美しい。一番は…

かつ鼓の音はてんてんどうどう

ありがたき。雅楽の鼓から来ているそうですが、ほっそい菜箸みたいなバチで、横にした鼓の左右の面を叩くんですね! ちょうど何となく録画していた番組でやってました。そういえば切目王子がむっちゃ激しく打つときも細いバチだったような。鼓は、東北のシシ…

かぐらのすきなとこ

頭を整理するためのメモ。いち、神楽で何が自分は面白いんだろう? 目と耳と頭だけになって溶けたとき、っていったらなんか気持ち悪いって言われちゃった。しょんぼりとりあえず思いつくこと書いてみましょうか。どろどろと鳴り響く胴の音と、軽快な太鼓と手…

舞、という字

袖の広い衣を着たひとが、腕を広げて舞いおどる姿を表しているんだって。甲骨文字由来。この前、深野さんのチラシを見つけたので、デスクに貼っつけて眺めていたら、「舞」の字がなんともいえず美しくて、電子辞書で調べたらそんなようなことが書いてありま…

海を越えてやってくるもの

「やってくるもの」って、みんな大陸のほうから海を越えてやってくるんですね。なんか展開が当たり前っちゃ当たり前のことなんですけど…山を越えては来ない。神も鬼も、なんか結局鬼なのかなんなのかわかんない皆様も。 良いものも悪いものも海を越えてやっ…

むこうのほう

あそこらへんの神楽とか地域のこととか師匠に教わったこととかを、カチョーに一方的に話していて、いくつかの思考のヒントをもらったのでメモ。 大田・江津だけなのかな?銀山にかかわる地域だからもしかしたら美郷あたりもなのかな?あそこらへんは、天領だ…

東京雑感

いやいや、つねに雑感なんですけども。 しかしまあやくもに乗るとどうやら揺れすぎて文字を打つのが大変。 東京で、JPタワーにある東大医学部の研究資料を展示してる博物館に行ってみたのですけれど、骨やら剥製やらもろもろむっちゃ標本ばっかりだった。い…

追憶と鎮魂について

思いついたことがあるから、メモついでに。 なんで、事の顛末をリピートすることが鎮魂?と、思ったけど、ふと風呂上がりに髪の毛乾かしながら御霊会とかに繋がるんじゃないかなって思って。 あなたのこと、忘れてないよ。ずっと覚えてるよ。ってアピール。 …

気が向いたら書こうと思うこと

私による私のための時々師匠も巻き込んじゃったりしながら書き綴るもろもろ。 まあ、まずは石見神楽についてのことは外せない。 なんやねん、石見神楽。というあたりはとりあえず省略。 六調子と八調子は書く。大事大事。通説の誤解とかは今のうちに書いてお…