舞ひあそぶ

神楽のこととか、備忘録の掃き溜め。

出雲神楽あたり

みみくさんのいろいろ

・問答舞「弓鎮守」東・南・西・北・中央・黄龍の六方の神々に祭司が加護弓と破魔矢を以て、色と人の出生の星と五臓六腑の嗜好を添えて守護神を糺す、話…といっても、なんのこっちゃという感じですが、箇条書きにすると、なんとなくわかる気がします。東方 …

みみくさんの五行について

出てくるのは、東・木 王一鳴命 南・火 豊国主命 西・金 金山彦命 北・水 国狭槌命 中央・土 埴安姫命 日ノ神 思兼ノ神県の調査報告書の中にある、古老?の話では、「弓鎮守」という問答舞とセットらしい。それはまた後日。あらすじとしては、兄弟の長姉神、…

しんのうもろもろ に

まず、しんのうの演目のおさらい 演目は「大社」「真切女」「恵比須」「八幡」「日本武」「磐戸」「三韓」「住吉」「荒神」「厳島」「武甕槌」「八重垣」の12こ。 みみくさんは、七座や能舞で差異がある。 特徴的なのは「五行」「山の神」「三つ熊」など。「…

神能あたりもろもろ いち

佐陀神能について、写真集などでの概要をざっくりまとめると、 16世紀末から17世紀初頭、うんと、神楽を舞う役職の人っぽいんですけど、その当時の弊主祝へいぬしのはふりさんが、神職の裁許状をもらいに都へのぼり、猿楽能の所作を学んで帰った、という記録…

れきはくの展示

歴博の展示をみてのまず触り。一通り、フムフムしながら見てまわって、最終的にふと気がついたのが、佐陀神能が、今でいう採り物神楽、演劇性のあるストーリーと構成を伴う能舞をもつ出雲流神楽の「源流」とは、やっぱり言えんのんじゃないかなあ、というこ…

肥の川上のこと。

木次大東加茂のごくごく一部しかまわれていませんけど、案外に外来種っていったらアレなんですが、大和系のお宮がわりとあったのが、よい気付きでありました。 やはり松江出雲(の一部?)が特殊なのか? 主要なお宮の八幡宮率の高さは興味深かったです。 江の…

かめおさんのめも

かめおさん、かさなしじんじゃ 日にちしばり 「●●●」 「日本武」 「悪切」米、五神方向、言霊で祈祷? 「三奸」三韓、武内宿禰 巫女は小面に天がん、神功はもっと凛々しい 唐土三国の王、三方で立ち合い、場外乱闘、子どももいっしょに「子どもさんの力を借…

ほんとはありすぎて困る

島根はつまらなくてキライ、なんじゃあなくて、島根に何があってそれがなんなのかを知らないからなんだよ、っていうのを教えてあげたいよそ者。あの子には届いたのかな。 何もないんじゃなくて、なんかいろいろありすぎて本当は困っちゃうんだけどな。 神楽…

鬼か神か違うのか同じなのか

神能で書き忘れたことがあって、ふと思い出すんだけどすぐ忘れてなんだったかわかんない。ようは、結局忘れて書けない。なんで、出雲界隈では、三韓も国つ神も番内さん顔なんだろう。スサノオはやっぱり中間。天つ神と天皇家は能面の顔。三韓は鬼か神か。 国…