舞ひあそぶ

神楽のこととか、備忘録の掃き溜め。

石見神楽あたり

時速40キロ

今日は一日なんだかどこへいっても前の車が40キロで走ってる日でした。たまにあるのよねー。 きっと外回り仕事あるある。 温故知新。故きを温ねて新しきを知る。 言うのは易し。 古きを知り、尊ぶのは大切なことで、それは文献だけではある一面しか知り得な…

土地のはなし

言われてみればたしかにと思ったことなのですけれども、誰がなんといったって、どんなに古い古いいったって、長浜面とあの衣装持ってる時点で長浜あたりの影響受けてるからね!っていうこと。うーん、たしかに。圧倒的な影響力をもつほどに隆盛を極めた土地…

春なわすれそ

車を走らせていて、陽射しもそうなんだけれど、なにより山の色が変わってきたので、ああ春が来ていたんだなあ、って。 黒々した色から、赤みを帯びてきた。 まだ梅も悩みながら、つぼみは固いだろうけれど、確実に頬を染めてその時を待っていますね。 早咲き…

おもて、のこと

昨日の続きをちょびっと。 師匠が教えてくれた、「変わったら舞が変わる」シリーズのなかに、面が変われば舞も変わる、というのがあるけど、結局これも昨日のやつに繋がるんだなあと思ったのでした。 舞手は面に、肉体を貸しているから、面がその人の肉体で…

めそめそ太郎は面をかけられない

タイトルはとくに意味がない。なんかよくわかんないけど、落ち込みぎみで、昨日はなんか家帰ってからずっとめそめそでした。今朝の顔は最悪だった。 今日もちょっとめそめそ。 何が悲しいんだかよくわからない。でも仕事以外で声出してしゃべる話し相手がい…

こっちはあおぞら

29日に仕事納めでありましたが、会社の人と泣き言をいいながらの企画書作りで夜中まで。今日は気合いで5時過ぎに起きて、ゴォォオオっとひとっ飛び、帰省しましたであります。湖岸は7時を回っても若干凍結。おぞおおお結構よく聞かれるけど、気温そのものは…

さぶぶぶのひとこさま

今日は仕事しながら去年のおおどしさんの「日本武尊」の動画かけていたのですが、あのときのやつ、すごく好きなのであります。顔ぶれ含め。 たしかあの日はなんかすごく楽しかったんだよなあ。 でも見られるのが動画で上がってるやつだけだから、ぼちぼちう…

お金と舞

八調子が娯楽性にとんでいてどーちゃらこーちゃら、っていわれるときに、 もともと能舞は氏子の御花とか寄進?によって舞われていたから、より人の求めるふうへと変化していった、というような説明がよく使われますよね。なんとなく、ショービジネスというよ…

やって来る神と、予祝と問答

寝落ちしたままうだうだ書き終わりません そして、先にいうとオチもありません昨日というよりもはや一昨日のやつのはなし、ししょーじょーほーで、「先ばらい」はするよ、とのこと。うーむ…それはそれで結局馴染みがないからわからんのだけど… あれよね、神…

神楽の特性について

神楽についてぼんやり考えていたら、なんとなく思ったことなんか疲れちゃってるから、今日はメモ程度。採り物神楽とか、獅子神楽とか、いろいろあるけど、大きく分けるとふたつの「見せ方」というか「在り方」があるのかな?って。それぞれがいろんな時代に…

石見神楽とブランディングなんちゃらつづき

ちょっとだけね。あの、私としては、ああいった場自体はあるべきだとは思うのです。今回は完全にミステイクだけど、もっとひろく、きちんと、やるべきだとは思うのです。首長、行政、観光関係者、社中員含めた神楽関係者、そして、一般市民。 多少ツッコミど…

石見神楽をブランディングしちゃろうって話

めっちゃ長くなったので結論を先にいえば、いまの状態じゃ、うっかり首都圏へのプロモーションは成功しても、地元が疲弊する姿しか浮かびませんと思いました、という話。 ぷちオコぷんぷん丸というか、もやっともやっと。 でも師匠とだいぶ侃々諤々と議論し…

ピッカリくん

かみなりこわい。島根に来ておどろいたのは、冬に雷がどんがらどんがら落ちてそれがみぞれとか雪とかつれてくることです。雷って夏に落ちるもんだと思っていたのでした。 実家の方は、冬晴れが多くて雲がない。静電気はバチバチ。 あ、逆にこっちで静電気に…

きょうえんにつきまして。

何回も師匠に聞いているのに、いつまでたっても競演だとか、新旧の区別に悩んでるのです。 えーっと、芸石と、西中国が、70年近いのよね? かけの芸北選抜もそうみたい?師匠に、芸石の受賞歴の表を見せてもらったので、ちょっと思ったこととか。昭和23年の…

大元さんとか八幡さんとか

やっと、ずっと、会いたかった人に、ちょっとだけ会えました。いつぶりかな。いっちばんぐちゃぐちゃしていたときに、ただひとり、泣きわめきながら心のうち全部打ち明けた人で、ぐちゃぐちゃなままのそれを静かに聞いてくれた人でした。 自分が信じたいなら…

鍾馗大臣

唐の鍾馗は、たしか、虚耗をとって食ったのよね。いま本読んでてお!って思ったですが、12世紀の「辟邪絵」に天刑星という絵があります。 陰陽道の神らしいけど…疫鬼を捕まえて酢につけて食べるらしい。なんで酢なのか。めっちゃ気になる。えーと、なんだっ…

人口とか

石見神楽は「後継者難」がない、ということばの誤解について。 たぶん、我々、このブログを何でか知りませんがわざわざ読んでおられます皆様、島根に暮らす人たちは当然このことばが事実と異なることは、肌で感じていることでしょう。人口が減り続けている土…

神楽は観光資源なのか

「観光資源」という言葉に抵抗を覚えられる人が多いことだろうと想像いたしますので、言葉を変えてみましょう。 神楽は、よそから地域に人を呼び込むきっかけ、ネタになりうるか。 おうおう、これだと、なんとなくああなるなる、と言いたくなりませんか。 今日…

も、もうね、なんかどっかしら神楽行かなきゃいけない気がしてそわそわしちゃう。あわあわわわ でもいまからこんな寒くて大丈夫なのかしら今度の夜明かし舞はどのくらい防寒していけばいいかなあ。 そうそう、すっかり忘れていたのですが、神楽検定は無事に…

うちはうち

この前の邑南町の神楽へ行って、印象的だった言葉。浜田の方は神楽。こっちは演劇。 どっちがいい、悪いじゃなくて、どっちもいい。 でも、そこの伝統は他のところに左右されずに伝えていかないといけないと思う。うーん…前からなんとなく思っていたことです…

ひらさ

今日はうってかわって怠惰に過ごす日。ねむねむ。 明後日は無事に飛行機が飛ぶのでしょうか。 神楽三昧一日目のこと。 納品ついでに写真を撮らせてもらいにあちこちうろうろして、くっそ苦いゴーヤジュースごちそうになったりなんだりしながら、最後は棚田で…

ながはまさん

結局、思ったより合説が疲れてしまったのと、誘惑に負けて、30秒ほど思案した結果、江津はスルーして三宮さんへ行ってしまったのでした。てへっ だってお祭りのやってる集会所が調べてもどこだかわかんなかったし。 日が落ちる時間に桜江をうろついたらどこ…

牛頭スサしょうき。うしお。

お師匠から超久しぶりにお題もらって、ウホウホしながら昔集めた資料眺めていたら面白いのがあったので書いておこうかな。 テーマとは違うんですけどまあメモ程度に。 牛頭天王とスサノオは、習合していますね。 祇園系は大体こっちの思想なのではないでしょ…

めんのへんなはなし

多分、ちょっと変に思われそうな話。朝から太鼓谷稲成リベンジして結構疲れたので今のうち書いておこうと思って。津和野の道の駅でにちはらさんの「岩戸」と「鬼がへし」 道がへしって書いてあったけど代表さんは鬼がへしっていっておられた。えーっともろも…

あすな

そうそう、阿須那あたりの舞は、あのあたりの人にそれは推測でファクトじゃないと言われていたのですが、明確な呼称はないにしろ、そういうものがあるのは、やっぱりファクトとして言える。 著者がしっかりしてる本で書いてあって良かった良かった。 読んで…

ながさわさん

そういえば、昨日見たながさわさん、スサノオがうさ耳みたいでビックリしたのです。 あるいは鍾馗の冠の大サービスバージョンみたいな。 なんであのミョンミョンしてるやつがふたつもくっついてるだ?しかも前向き?? 冠の後ろに垂れてるやつですよね?謎……

それでもおっかけない

今日グリーンモールにいたら浜田のお兄さんたちにビックリされたけど、昨日は予定せず川本のお姉さんの家でお泊まりだったのでした。 一人寂しいってクサクサしてたけど、最後の二日は人に会えてよかった~一言も誰とも会話をせずに終わるかとおもった。うー…

舞のこと

儀式舞と能舞について儀式舞は、観てるものは意識せずに神への気持ちを主とする舞。 それはそうしようという努力ではなくて、そうしかならない。ありのまま、素直に舞うしかできない。能舞は神も氏子も共に興じる舞。 ちょっぴり、氏子への魅せ方を考えるの…

キツネ考

ずるっと引っ張ったままなのでこれを済ませてしまいましょう。 アッコちゃんについて。師匠から「黒塚」≠「悪狐伝」で、「悪狐伝」は「新舞」だよ、と教わりましたのです。 どうにも頭のなかで繋がってませんでしたが、言われてみれば「黒塚」は日脚が持って…

ぼーっと、地図を眺めてたら、気がついたのです。阿須那の賀茂神社、近くに出羽川が流れてますね。あれ沿いに上がっていくと、口羽辺りから江の川に出る。あー作木の鮎うどん食べたいんだよなあ。この前食べ損ねたんだよなあ。鮎丼も魅力的。じゅるるる あと…