舞ひあそぶ

神楽のこととか、備忘録の掃き溜め。

おにとなる

時平さんの続きと思ったけど、別に好きなわけでもないのであんまり思い浮かばなかった。たまーに書きたいことポーンと降りてくるけどいまは無理みたい

時平さんは、数え年39歳でおなくなりになっているようですから、いくら平安時代でも、やっぱり若いほうなのかと思ったりして。
血筋的にやっぱりべしみ面とか飛出面は違うし…男面だよなあ。

口上ですごいなあと思うのは、藤朝臣(富士)にかけて「胸の煙たえやらで」としたところ。
ごうごうと炎が巻き上がって焼きつくして、ぶすぶすと煙をあげている。

時平の心はつまり、もうなんかわけわかんないところまで焼けたあとなのかな。すべてが憎い妬ましい。苦しい。

それでいて、六調子系統では、右左大臣の一騎討ちではなくて、随身にやられるんだもんなあ。
なんかちょっぴりやりきれないかも。

逆をいうと、それほどまでに天神信仰は強烈に根付いていたってことなのでしょうか。


あ、そういえば頼長殿も祟っておられたようですんで、もし鬼になったとしたら時平さんみたいな風貌になるんですかねえ。
でも、なんかめっちゃ生真面目そう。頭固くて身を滅ぼした人だし。
正攻法でしか祟れない感じ。
鬼の正攻法ってなんだかわからんですけど。
方角とか時間とかきちんとわきまえてやらないと!みたいな感じ?ぷぷ



「鬼」の多面性とか考えたいけど、難しいからいつかそのうち。