舞ひあそぶ

神楽のこととか、日常のこととか。

寝ても覚めても

うぐぐぐぐぐ(いろいろ我慢中)

なんとなく、再発しかけの予感。いたしい。口腔以外の粘膜に出たら一発アウトなので、温泉も我慢。

やっぱり季節の変わり目が鬼門なのかなあ

あとは眉間のシワがとれなくなったのが、ここのところの悩みであります。これが加齢か…
でも気がついたらまた眉間に力が。

基本的に朝食なし生活だけど、今週から青汁の豆乳割りを飲み始めたので、何かしらの効果に期待。
でもまだ無調整豆乳で飲む気力はない。
来週試してみるか…ううーん


昨日は、半分義務感というか、勝手にプレッシャーかかってというか、ちょっとグズりながらも夕方からのそのそ動き始めて、稲佐の浜へ。

おおどちさんの篝火舞。

市長さんが漁火ってうっかり言っておられて、あーたしかに漁火バックもいいかねーとかぼんやり。あれだとちと眩しいか。

今回ゲストは、さださん。


太鼓は本当にいまだ感動のしどころがよくわからないというか…いろいろ不思議で仕方ないのです。
何であんな格好なんだろう。どこがそれ始めたんだろう。なんであんな力一杯叩くんだろう。そりゃあんだけ打てば響くよなあ。疲れそうだなあ。迫力って太鼓より人の気迫?でもスナップきかせようのないふっといバチだなあ。なんでかなあ。なんでかなあ。
気になりすぎて気もそぞろ。
いつもそんな感じになっちゃう。
そいであの人のMCがわたしちょっと苦手。

まあ、地元の人たちは大興奮だからそれでいいんだろうな。そういうもんなんだろうな。うむ。


おおどちさんの「茣蓙舞」…字が出ない。「八千矛」さださんの「日本武」おおどちさんの「荒神」国譲り。

「茣蓙舞」は、巫女舞か稚児舞か…みたいに思っていたのですが、あの女の子はシタテルヒメなのですね。ふむ!
シタテルヒメオオクニヌシの娘神だから、膝元のおおどちさんではああいうのなのでしょう。ほかの出雲の神楽はまだよくわかんないけども。
氏子のうち、神に近い子どもの、女の子が舞うこと。
なるほどねえー
だから、ニュアンスは稚児舞かな。やっぱり。

そうするとオタフクはなんだろうなあ。ダンコン信仰もモロ見えているしなあ。カタカナでごまかしてますが。でもあれで何をするでもなくだし…

実は八重垣神社にもでっかくてぶっといのが生えている。
ありゃたまげた。
路上の金属製のポールサイズ。縁結びというより子孫繁栄。

そういえばあんまり石見部でそういう、もう超どストレートにあからさまなのは見た覚えないなあ。あるんだろうか。

シタテルヒメだと分かって見ると、ちょっと面白いかもな。またいろいろ想像できて。

この日の女の子は、連休に大社で奉じていた子でした。なんとなく印象に残っていたのですが、どうもおおどちさんの舞子さんの娘さんらしい。だからなのかわからないけど、去年の子よりもしゃんとしていて、見ていて安心できる感じでありました。
オタフクがお父さんだったかな?

来年はまた違う子になるのかなあ。


からの、「八千矛」。意味を調べちゃうと…先のオタフクはこれのフリのように思えますがまあそれはおいておき。
ただ内容としては、神話の「八千矛神」ストーリーというよりも石見で言うところの「八十神」。
あえてこれに「八千矛」とつけたのは何故なんでしょう。まだこのタイミングではどちらかというとオオナムチ?あ、でもスサノオがアシハラノシコオ?かなんかって名前つけた後よね。違ったかな。

オオクニヌシの、これからの「荒神」でのビジュアルのギャップが激しくて、これまたなんとも。年取って丸くなりすぎた?

八十神の使いというのがいて、それが"鬼神"であること、八十神自身も白髪で顔の黒い鬼のような面相であることが印象的。
八十神はオオクニヌシの兄弟"神"で、鬼じゃないんだけどなあ。
いうなれば、オオクニヌシにまつろわぬ、五月蝿なす荒ぶる神々というところでありましょうか。

そこまでいけば、日本武尊伊吹山制圧とかにも繋がるから、頷ける…?

まあ角はないしなあ。


で、さださんの「日本武」。初めて見る演目。

だんだん寒くなって、あんまり頭に残ってないんだけど…これもこっちのひとたちは"鬼"と見ている。
口上ではなんて言ってたかな。少なくともナガスネヒコではなかった。
あと日本武は直面だった。

さださんは、大学の時一回見て以来でしたが改めて見てみて、東の亀さんと比べてみても、……なんていうかな。「人に見せ慣れている」なあ、という印象。見せ方とか、囃子の揃い方とか。亀さんと比べると垢抜けているというか。

ただ、それって、結局、石見の神楽についてあーじゃこーじゃ言えないよね、とも思ってしまった。
別にさださんが言っておられた訳ではないんだけれども、日頃の肌感覚から。

石見神楽で、目を引くところは、演出云々差し引いて、やっぱりそれなりの練習量、公演数を経ているが故の洗練度であって、さださんも結局公演数、それにともなう練習量があるわけで。
もはや、東部の方がやたらとアピールポイントにしたい「自分達のところのお祭りのための素朴な舞」からは少し離れていると考えた方がいいと思う。
そういう言葉は、亀さんとかそういうとこが言うから説得力を持つわけで、お陰さまで県外海外公演も務めています、というようなところが言うのは気を付けた方がいい。
それなら、石見神楽の八調子だってそういう風に言って全然良くて、それについて外野からあれこれ言われる筋合いははない。

あとやっぱりあれは「神能」なんですよねえ。
神前で奉ずるアマチュア能。

プロではないですよ。神楽と一緒。
でも、能舞、ではないというか。
うううーん……

またこれは今度考えよう。
ほかの神楽の能舞とかももっと見てからじゃないと。


で、最後「荒神」。国譲り。
寒くて舞上げは見ずに帰ってしまいましたが。

お父さんはすっかり丸くなって大黒さん仕様。
動きはちょっとはげしめだけど。

タケミカヅチのほうがギョロっと飛出系?フツヌシはお目目小さめ。
タケミナカタは顔が黒っぽくてすごく…ベシミ系。


東部で神楽を見ていていつもモヤッとするのが、出雲の辺は特に実は"鬼"が出てくる演目なんて(少なくともスタメンでは)ないのに、親は「ほら鬼が出たよ」というし、子どもは「鬼がこわい」と泣く。
怖いのは確かに怖いんだけど。あの顔は確かに近くに来たらビビるけど。
だからって鬼じゃないよ!神だよ!って言いたくなってしまうのです。
タケミナカタとか、むしろこっちが実家の神なんだけど!みたいな。あなたたちと一緒!同郷!みたいな。
三韓」も鬼じゃなくて、王だから!という。

勝てば官軍負ければ賊軍とはいえこの仕打ち…泣けちゃう。うう…


こわいもの=鬼とするのは簡単だけど、その簡単で雑な方程式で捉えることの方がよほど恐ろしい。


その"鬼"が出てくる演目が、石見神楽ではあるけど、"鬼"のビジュアルで出てくるのって、九州らへんの影響受けたと思われる演目な気がしました。
これについてもまた今後要考察。