舞ひあそぶ

神楽のこととか、備忘録の掃き溜め。

ことばについて

ところでこの前子ども用の新聞見ていてほほうと思ったのですけれど、銀山坑内で、下働きというか、ざっくりいえば若いパシリを「手子テゴ」と呼んでいたらしい。

てごしてくれえの「てご」って、これから来てるのかしらとか、妄想。

ほかにもいろいろ考えてたけど、眠くて忘れた。


調べたら、「手子テコ」は女の人のことも指すらしくて、田子の浦のタゴはこのテコから来てるらしい?斜め読みだからちょっと不正確かもだけど。
あと、横浜に手子神社ってあって、なんかいわれもいろいろあるらしいけど、オオヤマツミが祭神なのが興味深い。

出雲だけが特別なんじゃないのよねえ。変わり種ではあるけど、完全なる独立言語ではないということは、住んでから気がついたこと。思っていたより石見との共通項というか、重なる領域がある。

方言って面白いなあ~

やっぱりなんか憧れ。
わたしも出雲と石見のバイリンガルを目指したいけど、もはやカオス。会社の人たちが解説なしでゴリゴリに出雲弁なので、若干そっち強めかも。
今日お客さんが、ねんたがさばったをナチュラルにいってて驚いちゃった。

石見、浜田弁は単語がまだよくわからないときがあるのと、なんか聞き取れない時もある。


神楽歌は、その点、チャリを除いてほぼ方言的表現は削いでいる?
口伝での継承の難しさは、これ。発音とか、影響受けるから。崩れというのは、そういう要因もある気がする。
大和言葉というか、方言とは別の言語表記だからこそ、他の地域との比較もできるし、共通項とかも見られる。