舞ひあそぶ

神楽のこととか、備忘録の掃き溜め。

のう

ゆっパ定期公演で市職。
「八幡」「恵比須」「天神」「大蛇」で師匠が大体囃子におられたのでムッホムッホしてましたけど、「恵比須」がなんかとっても良くて、大満足だったのであります。
上品で、丁寧で、人柄(神だけど)の良さが感じられるというか。お子さまファーストだし
あと、日本記録の大鯛が出てきて大ウケ。面白かった。

あと個人的に「八幡」も好きかなー
鬼ちゃんが、ちょっとヒステリックさあるのが、般若面にしっくり来る。

ふと、「神能」って、もしかして、神楽能じゃあなくて、「神能(かみのう)」から来ているのかしら?と思ったのであります。

「神能(かみのう)」というのは、能の演目のうち、神がシテとして出てくる脇能?で、「翁」の次におかれるものとのこと。

高砂」や「老松」という、なんか縁起いい系が多いんですかね。まあ初めだし。

神楽の演目との共通項はないけど、里神楽といいますか、石見神楽や出雲神楽とかの能舞の演目は神がシテになるようなのだよなあーって。

あと「御神能(ごしんのう)」と呼ぶときは、神社の能舞台能楽を奉納するときみたい。
宇佐や厳島など。

うーーんそっち説も考えられる…

どっちにしたって、たまーに使われる気がする「神楽能」はちとおかしいわね。改めて思うと。
「神楽」と「能」と二つがくっついているわけですからね。あくまでも神楽は神楽だし能は能。
神楽歌舞伎とは言わんし。
神楽劇、はなんか言ってる人いたりしそうだけど、ありません。そんなん言いません。言わないでください。

となると、神能であったり、うーーーん個人的には好みではないけど神楽舞もありなのか?
でも祭りとしての「神楽」のなかの「舞」なんだろうけど、神楽そのものが舞を伴わないと成り立たないような気もするのでやっぱり変な気もする?

神楽歌に対応して神楽舞なのか?

じゃあ能舞という言い方はどうなのか?と考えたときに、「能」様(よう)の「舞」なのかなと思ったり。このときの「舞」というのは、所作もそうだけど演目の構成とか神楽の演目を指すイメージ。祭りとしての「神楽」というより、単体の神楽。

はあー難しい


実際どういう言い方が正解なのやら、よくわかりませんけども。