舞ひあそぶ

神楽のこととか、備忘録の掃き溜め。

なやましきこと。

思うところあって、書きたいことがあるんですけど、書きはじめとか上手い例えが思い浮かばなくって、ううーん。 いいや、そのまま書いちゃえ。 神楽とか、郷土芸能のうち、部活や子どもだけの団体じゃなくて、世代混同の団体とかに小さいうちから所属するの…

やまのかみ

ちょっとだけ、きになったこと天の香具山に住まいする山神さん。 出雲の「山神祭」の神様 イナタヒメのおとーちゃんたちのおとーちゃん オオヤマツミ。私の本当の故郷には、だいせんと書いておおやまと読む雨降山がありまして、江の島詣でとセットで栄えた山…

越えてましませ

今朝も自分とご近所さんの車の掘り出し掘り出されから始まりまして、結局雪にはまりまくってお客さんとこにはたどり着けませんでした。あーあ。なんとかお昼休憩中に帰社して、開口一番にチビるかと思った、といったことは反省をしています。皆さまお食事中…

アクティブな引きこもりとホーネンさん

アクティブな引きこもりといたしましては、布団から出てお外に出ることが、そもそもハードル高いので、車を出したらもう市内走ろうが出雲走ろうが、浜田や益田へ行こうが大差ないし、片道3,4時間のドライブも特に苦ではありません。 きっと唯一持ち合わせる…

祭りのことすこし

なかなか神楽について思考を巡らす余裕がないのですけれども、テレビでお祭りの番組見ていて、やっぱり石見神楽は特異性があると思ったのです。 ショー化、エンターテイメントによりすぎ、って断罪してしまうのは簡単なんだけれども、それだってそれをプロデ…

五穀

八調子地域における大元のお祭りで「五穀種元」は、「天蓋」「五神」などに並んで重要な舞のひとつなのですが、緩やか~に進んで、かつ内容的に素人ウケするものではないからか、なかなか夜明かし舞以外ではやりにくいのでしょうか。でも、大切な舞。 なかな…

芸事につき

そうそう、年末に白州正子さんの『両性具有の美』という本を読んだのであります。 なんで数ある著書であえてそれなのか!って感じではありますが。超、端的にいえば師弟の話とか、あったので。 世阿弥がまだ藤若と名乗っていたときに、父の観阿弥と諸国をま…

舞を殺すな

胴とりは、一生懸命打ってはいけない。自分を見せることを考えてはいけない。師匠が、いつもおっしゃること。自己中心的な胴は舞を殺すとも。 たまに、音響なんかは、あーあと3つか5つくらい音下げてくれたほうが気持ちいいんだけどなー音割れてるしなーって…

ししめも

「神楽」と呼ばれる民俗芸能は、アイヌ文化圏と琉球文化圏には存在しないと、かつて教わりました。 その名前を持つものはヤマト文化圏といいますか…そっちのほうの芸能なのです。 中央の宗教者の影響を少なからず受けています。 でも、どうも琉球にも獅子舞…

さんばさんば

帰りました。ふうーっ いつかは、島根でのお正月も体験してみた いなあ。それで、「三番叟」でなんで対なのかな?と思ったかと言いますれば、足の運びをみていると、客席から左側奥、橋掛のあたりから、対角線上の柱、客席から手前左の柱へ、そして中央、と…

さんばそうさんば

能楽囃子、狂言「末広かり」と、まんさいさんの「三番叟」を観に行きました。 自然と笑っちゃうやつと、圧倒されて口があくやつ。 CGっていうのかな。映像を使っていて、コンテンポラリー?純粋な狂言というよりかは、現代舞台芸術って感じ。 囃子にも後見に…

新年の行事

明けましておめでとうございます。 良い一年になりますように。今日はえきでんを見に、橋のたもとへ。 普段川の上は、山から吹き下ろす風と海風で寒いのですが、いやーなんなの?ってくらい暖かくて、島根に帰るのが不安です。昨日はキンポーとガッサンとイ…

こっちはあおぞら

29日に仕事納めでありましたが、会社の人と泣き言をいいながらの企画書作りで夜中まで。今日は気合いで5時過ぎに起きて、ゴォォオオっとひとっ飛び、帰省しましたであります。湖岸は7時を回っても若干凍結。おぞおおお結構よく聞かれるけど、気温そのものは…

さぶぶぶのひとこさま

今日は仕事しながら去年のおおどしさんの「日本武尊」の動画かけていたのですが、あのときのやつ、すごく好きなのであります。顔ぶれ含め。 たしかあの日はなんかすごく楽しかったんだよなあ。 でも見られるのが動画で上がってるやつだけだから、ぼちぼちう…

お金と舞

八調子が娯楽性にとんでいてどーちゃらこーちゃら、っていわれるときに、 もともと能舞は氏子の御花とか寄進?によって舞われていたから、より人の求めるふうへと変化していった、というような説明がよく使われますよね。なんとなく、ショービジネスというよ…

やって来る神と、予祝と問答

寝落ちしたままうだうだ書き終わりません そして、先にいうとオチもありません昨日というよりもはや一昨日のやつのはなし、ししょーじょーほーで、「先ばらい」はするよ、とのこと。うーむ…それはそれで結局馴染みがないからわからんのだけど… あれよね、神…

神楽の特性について

神楽についてぼんやり考えていたら、なんとなく思ったことなんか疲れちゃってるから、今日はメモ程度。採り物神楽とか、獅子神楽とか、いろいろあるけど、大きく分けるとふたつの「見せ方」というか「在り方」があるのかな?って。それぞれがいろんな時代に…

石見神楽とブランディングなんちゃらつづき

ちょっとだけね。あの、私としては、ああいった場自体はあるべきだとは思うのです。今回は完全にミステイクだけど、もっとひろく、きちんと、やるべきだとは思うのです。首長、行政、観光関係者、社中員含めた神楽関係者、そして、一般市民。 多少ツッコミど…

石見神楽をブランディングしちゃろうって話

めっちゃ長くなったので結論を先にいえば、いまの状態じゃ、うっかり首都圏へのプロモーションは成功しても、地元が疲弊する姿しか浮かびませんと思いました、という話。 ぷちオコぷんぷん丸というか、もやっともやっと。 でも師匠とだいぶ侃々諤々と議論し…

ピッカリくん

かみなりこわい。島根に来ておどろいたのは、冬に雷がどんがらどんがら落ちてそれがみぞれとか雪とかつれてくることです。雷って夏に落ちるもんだと思っていたのでした。 実家の方は、冬晴れが多くて雲がない。静電気はバチバチ。 あ、逆にこっちで静電気に…

宮城

震災と宮城の無形民俗についての論文集みたいなのを少しずつ読んでいます。 嵩高紙なのかな…論文みたいなカタイのでも、物理的に軽くて読みやすい。宮城の製紙工場かなあ。 浪板虎舞を、誰か書き残してください。 根こそぎ、地表のものはほとんど流されて、…

そのままの、きみがすき

そうそう。これなのよ。 そういわれたいし、そういいたい。きゃっどういうことかというと、まあそのまんまなんだけれど、飾らず、気取らず。朴吶として、ちょっとイモクサくたっていい。 こじんまり、ちまちま、等身大でいい。 それでも一生懸命な、あなたが…

きょうえんにつきまして。

何回も師匠に聞いているのに、いつまでたっても競演だとか、新旧の区別に悩んでるのです。 えーっと、芸石と、西中国が、70年近いのよね? かけの芸北選抜もそうみたい?師匠に、芸石の受賞歴の表を見せてもらったので、ちょっと思ったこととか。昭和23年の…

大元さんとか八幡さんとか

やっと、ずっと、会いたかった人に、ちょっとだけ会えました。いつぶりかな。いっちばんぐちゃぐちゃしていたときに、ただひとり、泣きわめきながら心のうち全部打ち明けた人で、ぐちゃぐちゃなままのそれを静かに聞いてくれた人でした。 自分が信じたいなら…

田舎とチープはあまり両立しません

と、思うのですが、皆様におかれましてはいかがお考えでしょうか。 関東近郊ならできるかもだけど、こっちは無理よねと思うのです。カチョーと、一日また江の川沿い走りながら話したこと。 ガソリンが出雲を越えると高くなるのよね。ふむむ。 旬のものを、旬…

劣等感

全然関係ないですけど、会社では、私が男の人の話をすると先輩とおとーさん上司たちが根掘りーの葉掘りーのしてきます。でも掘られて出てくるほど何かあるわけでもない。 師匠はなぜかみんな師匠らしい。浜田行ってきた!っていうと師匠元気?みたいな。 そ…

鍾馗大臣

唐の鍾馗は、たしか、虚耗をとって食ったのよね。いま本読んでてお!って思ったですが、12世紀の「辟邪絵」に天刑星という絵があります。 陰陽道の神らしいけど…疫鬼を捕まえて酢につけて食べるらしい。なんで酢なのか。めっちゃ気になる。えーと、なんだっ…

師匠の話を聞いて、なるほど!って思ったことメモ。 ほんとは鈴のこととかいろいろあるんだけど… 石見にきて、「手拍子」とか「手ずり」って聞くことが多い気がして、しっくりくるのですが、前に「手打鉦」と書いてちょうちがね、って呼び方もあるんよ、と教…

すさとごずとしょうき

師匠が調子悪いらしい。 むむむ…だから、鍾馗の話する。 前もしたかな。まーいいか。この前、お父さん二人に挟まれたときにした話。 なんで、八調子、浜田の神職と国学者は鍾馗とスサノオが習合しているのを許さなかったのだろう、という話になったので、わ…

ごっつぉの日

ごっつぉ楽しむ日。 あ、ごっつぁんでしたは、ごっつぉからきてるの?わからんけど ごっつぉさんでした? 大田で箱寿司つめてみて、自分全然仕事はしてないというか、参加者みんな主婦感ありすぎて、役立たずだったけど、いい体験でありました。 簡易箱寿司…