ときひら
ときひらはときひら。
時平が大臣にてはなきや、のときひら。
出西生姜の時期には、必ず鶏肉の水炊きみたいなのを作ります。ただ水と酒のなかに生姜とお肉を入れるだけなんですけど。むふふふうんまーい
料理酒は余らすので地酒。残りは即私の腹のなか。むふふふ。
土地のものと季節のものをいただくのは良いですねえ。
じゃなくて!ときひらさん。
昨日鬼というか、妄執というか、そこいらについて書きましたので。
スタンダードな時平さんは、平ガッソで…んーと、個人的にはなんかナガスネヒコとかぶる感じかな。
でも衣装の早変わりはやっぱり何度見てもすごい。
前に、なんで時平さんは比較的若い子が舞うことが多いの?って師匠に聞きましたら、激しいからなんですね。
私個人としたら…「鬼」である以前に「左大臣藤原時平」なのだから、なんかほかに見せ方ってないのかな~とか思ったりもします。
あの男はあの男で、欲の炎に舐め回されるように焼き尽くされてしまったあわれな男。
もとは普通の男面のような、多少醜かろうが実は美しかろうが、澄ました顔をしていただろうに、欲深さで醜く歪んでしまった。目玉はギョロリと飛び出し、はあはあと荒い息遣いが聞こえそうな口は獣のようでもある。
なんで髪が赤いのかは知りません。
炎かな?
左大臣なのに、平ガッソよりは、いいんじゃないかなあ~とか思ったりして
でも普通の垂れガッソでもピンと来ないな~
髪が逆立つほどの業火に焼かれた。
別に本人だってしたくて欲深い訳ではないんだと思うのです
つねに己の立場を脅かされていたり、比べられたり。もしかしたら劣等感も強かったかもしれない
道真の才能が羨ましい、妬ましい、からはじまって、目に写るものすべてが己を馬鹿にしているようで苦しかったかもしれない
知りませんけど。