舞ひあそぶ

神楽のこととか、備忘録の掃き溜め。

西から来るもの

なんとなくぼんやり不快感があったり、めまいと言えるかわからないくらくら視点が定まらない感じだったりで、パソコン仕事お休みしていたのだけど、神々についてもだいぶん勉強したからいよいよ石見国神社について整理を時々やってみる

あまりにもわやなので、とりあえず、神社の系統だては最低限に。

シンプルに厳島神社イチキシマヒメとなるならいいけど、ならんもんのほうがおおい

大歳の神と大元の神をどうするかはまた考えることにして
ひとまず①スサノオと八王子とか、チームスサノオ、②主に大国主系のチーム出雲神話、③それ以外、チーム天孫、チーム地主もろもろフリースペース
加えて、今回は④チーム金属をご準備
チームたたらにするとちょっといさかいがあったり、銀があったり銅があったりもろもろね、加味したらチーム金属ということで


①チームスサノオは、基点をスサノオとして、イソタケルや、住吉大社のご祭神、宗像大社のご祭神みたいなウケヒとかでできた神々
漏れがあったら随時補足
高田先生の話を読む限り、出雲国では(余力があったらそのうちまとめるけど)チームスサノオが優勢のかんじの印象
出雲版ではオロチをチームスサノオにいれることになるかな。

②チーム出雲神話は、国津神系のなかでもオオクニヌシ(オオモノヌシも一応含む)、タケミナカタコトシロヌシ
結局のところ、このチームの行く先をたどると、吉備とか丹後とか大和とか越とか見える化する君なので、比較対象要員

③チームその他は、たまにぽこっと天孫組が出てくる、あとはどなたかもわからない神もおられるので、引き続き要調査
もろもろのクッションだかフリースペースだかなあつかい

④チーム金属は、①~③チーム横断型で、ワシとオマエの仲だねってする要員

八幡さんは③チームその他「八幡神社」と④チーム金属『鉄』でニコイチ
銅山とか銀山はなあ…②チーム出雲神話「佐比売山神社」④チーム金属『銀山』でニコイチ

みたいなことを、延々とエクセルでやるわけです。
地名もとりあえず郵便番号順にツラーとならべて、一覧作って

全部作って段取りまではしたんだけど、チーム分けがなんと難しい
スサノオいうても娘息子は関係ないかといえばそうともいえず同じ一族組に属すものは一応整理したいし、そのためにはまた本読まんとだし
書き方はみんな違うし
あとからプーンと読んでて、あれ、あなた春日神ではないの、ってなったり。

うだらうだらしながらも、穴もまだ多いけれども、とりあえずチームスサノオ代表スサノオは○、一族は△みたいな感じであてはめていったらなんと、思ったよりスサノオ少ない!
ううーん大森と仁摩はおびただしいけど…
以下はたまーにちょびっちょびっとでてくる
でも、ありそうなところにちょびっと見えると、うれしい
推定町場や「出た」地区には今でも牛頭天王の名前や由来を残してるところがある。
※これつまり、既に牛頭天王=スサノオというのがすっかり身に付いてから勧請されたってことよね。
単に「スサノオ」にしてても、それは牛頭天王の習合を隠すために表の名をそうしたのか、朱砂の王として祭られていたのか、どんなゆかりなのか
思った以上に少ないというのが逆にオタク心刺激する


②チーム出雲神話は、オオクニヌシ=オオモノヌシにするかなど様々な問題を抱えつつも、あんまり考えても考える時間がもったいないくらい少ない、ごめん


そして、一番厄介で圧倒的数で買ったのは③チームその他
圧倒的勝利は「八幡神社
稲荷神社も「鋳成り」につうじるので、ウカノミタマ?を祭神とするところはこちらでカウント
トヨウケヒメは勉強してから入れようか考える




薬飲んで足元に猫がいて、ここまでぼんやり書くの割りと難しかったんだけど、よーーするに
極めてシンプルに結論を出せば
石見は、宇佐の方から製鉄民がきて一番根付いた、のかなということ。
だから、ところどころ見られるスサノオや出雲の神々は、もちろんこちらにも手は伸ばしていたけどやっぱり「こっち」ではなかったんでしょうね
来た順番はわからんけど、最終的に成功したのは宇佐から来た「八幡神社」かな。宇佐の人々がもたらした製鉄の技術
もちろん「石清水八幡宮」から分祀されてるところもあるし、いろんな由来はあるのでしょうけど
出雲系の神、国つ神の製鉄法から、宇佐(大陸)の製鉄法へ変わったターニングポイントがどこかにあるのかもしれない。

てなると、周布氏の対馬を中継した大陸貿易は気になるなあ


あと、本当に不意打ちな感じで春日神系がいたりするのと、あと、たしか何社かポンッと社格があげられてるのもあるのよ。手が回るんならそれも調べたいけどなあ


ともかくとして。


ヒト・神・モノ・技術・信仰が西からズズズッときたとき、祭儀は伝授があると思うけどそれに伴う神楽とかはついてきたのかなあ
これが確定されれば、
たとえば出雲の神、国つ神系の古代祭祀は、下手したら弥生末期(3世紀末くらい)からはじまり、古墳時代くらいまでにあらかた平定されるわけだから、その前後で西の文化も入ってるはずなのよね。

あと、出雲は西をみない、みるのは東か南
対抗勢力が向こうにいるのがわかってるから?


うーん…眠くないけどなんか頭が少しずつシャットダウンされてきてるからとりあえずそほど


神社縁起とか翻刻版見ながらまた考えるしかないかな


そもそもわたしはなにについてかんがえてたんだっけ