スッキリ頭モッサリ頭
ガッソについてメモほど。
禿に近い毛頭というか、連獅子?とか能だったら猩々?とか?モッサーとした頭のやつに使うのはヤク。ヤクは牛。チベット側のほうなのね。
あ、鵺も、ということになるのかなあ。
ヤクの毛は唐の時代に入ってきて、戦国武将の装飾品に使われたとのこと。
ほいで、なんでかわからんけど、新政府時代にはいって、黒いのを黒熊こぐま、白いのを白熊はぐま、赤いのを赤熊しゃぐまと呼ぶようになったと。牛だっちゅーねん。なんで熊にしたんじゃ。熊の毛皮使うとしてもそんな毛長くないでしょ!
それで、浜田界隈では、しゃぐま、と呼ぶのがベーシック?っぽい。
赤毛が安く手に入って使ってたからとか、なんか理由があるんでしょうか。わかりませんが。
「塵輪」の鬼ちゃんは、平ガッソが伝統。
めっちゃ固そうというか、しっかりしてるなーと思ってはいましたが、シュロの皮を梳いたものとのことで、納得。
馬の尻尾や人毛とかが手に入りにくかった所以とのこと。
立ちガッソも張りがあるのでシュロがいいらしい?
あれは毛だと思ってたので、へー!ってかんじ。
鬢や髭は女性の人毛とか。
でも、女人を避ける思想あったろうし、呪いに使うこともあるようなモノなので、どうなんかなあって。
人毛のかつらとかはあるけどさ。
個人的にはオエエエって感じ。
シュロってあちこちにニョキニョキ生えてるんですかねえ
高千穂では、麻の栽培が盛んだったのことで、それもあっての麻なんだろうなあ。
ちなみに、岩手の鬼剣舞は、立ちガッソっぽい頭。あの筆の頭みたいな。
とにかくそれを、毛采けざい、というそう。
別名しゃぐまとも、という記述も見られたけど、使っているのがヤクの毛なのかシュロなのかよーわからん。もうちょっとリサーチの必要ありですね。
ガッソも語源が気になるところ。