舞ひあそぶ

神楽のこととか、備忘録の掃き溜め。

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ちょびっとつづき

昨日の続きで、ちいとおもったこと。昨日は、大層な人入りでした。 年齢層高め、インテリな感じの人がたくさん。 もともとは敷居を高くすることで生き残った芸能なので、ジーンズやサンダルはNG、着物がベタ、という感じではあるし、自分もあんまりジーンズ…

能の話とくわえて

松江での能楽鑑賞のはなし。ベタというか、鉄板というか。 おめでたいときによく舞われる「羽衣」、仕舞は「高砂」「田村」「松風」、 たたらだよシリーズでなのかな?狂言「太刀奪」、能「小鍛冶」でありました。比較的ポピュラー揃いなので、多分、全部見…

なやましきこと。

思うところあって、書きたいことがあるんですけど、書きはじめとか上手い例えが思い浮かばなくって、ううーん。 いいや、そのまま書いちゃえ。 神楽とか、郷土芸能のうち、部活や子どもだけの団体じゃなくて、世代混同の団体とかに小さいうちから所属するの…

やまのかみ

ちょっとだけ、きになったこと天の香具山に住まいする山神さん。 出雲の「山神祭」の神様 イナタヒメのおとーちゃんたちのおとーちゃん オオヤマツミ。私の本当の故郷には、だいせんと書いておおやまと読む雨降山がありまして、江の島詣でとセットで栄えた山…

越えてましませ

今朝も自分とご近所さんの車の掘り出し掘り出されから始まりまして、結局雪にはまりまくってお客さんとこにはたどり着けませんでした。あーあ。なんとかお昼休憩中に帰社して、開口一番にチビるかと思った、といったことは反省をしています。皆さまお食事中…

アクティブな引きこもりとホーネンさん

アクティブな引きこもりといたしましては、布団から出てお外に出ることが、そもそもハードル高いので、車を出したらもう市内走ろうが出雲走ろうが、浜田や益田へ行こうが大差ないし、片道3,4時間のドライブも特に苦ではありません。 きっと唯一持ち合わせる…

祭りのことすこし

なかなか神楽について思考を巡らす余裕がないのですけれども、テレビでお祭りの番組見ていて、やっぱり石見神楽は特異性があると思ったのです。 ショー化、エンターテイメントによりすぎ、って断罪してしまうのは簡単なんだけれども、それだってそれをプロデ…

五穀

八調子地域における大元のお祭りで「五穀種元」は、「天蓋」「五神」などに並んで重要な舞のひとつなのですが、緩やか~に進んで、かつ内容的に素人ウケするものではないからか、なかなか夜明かし舞以外ではやりにくいのでしょうか。でも、大切な舞。 なかな…

芸事につき

そうそう、年末に白州正子さんの『両性具有の美』という本を読んだのであります。 なんで数ある著書であえてそれなのか!って感じではありますが。超、端的にいえば師弟の話とか、あったので。 世阿弥がまだ藤若と名乗っていたときに、父の観阿弥と諸国をま…

舞を殺すな

胴とりは、一生懸命打ってはいけない。自分を見せることを考えてはいけない。師匠が、いつもおっしゃること。自己中心的な胴は舞を殺すとも。 たまに、音響なんかは、あーあと3つか5つくらい音下げてくれたほうが気持ちいいんだけどなー音割れてるしなーって…

ししめも

「神楽」と呼ばれる民俗芸能は、アイヌ文化圏と琉球文化圏には存在しないと、かつて教わりました。 その名前を持つものはヤマト文化圏といいますか…そっちのほうの芸能なのです。 中央の宗教者の影響を少なからず受けています。 でも、どうも琉球にも獅子舞…

さんばさんば

帰りました。ふうーっ いつかは、島根でのお正月も体験してみた いなあ。それで、「三番叟」でなんで対なのかな?と思ったかと言いますれば、足の運びをみていると、客席から左側奥、橋掛のあたりから、対角線上の柱、客席から手前左の柱へ、そして中央、と…

さんばそうさんば

能楽囃子、狂言「末広かり」と、まんさいさんの「三番叟」を観に行きました。 自然と笑っちゃうやつと、圧倒されて口があくやつ。 CGっていうのかな。映像を使っていて、コンテンポラリー?純粋な狂言というよりかは、現代舞台芸術って感じ。 囃子にも後見に…

新年の行事

明けましておめでとうございます。 良い一年になりますように。今日はえきでんを見に、橋のたもとへ。 普段川の上は、山から吹き下ろす風と海風で寒いのですが、いやーなんなの?ってくらい暖かくて、島根に帰るのが不安です。昨日はキンポーとガッサンとイ…