舞ひあそぶ

神楽のこととか、備忘録の掃き溜め。

石見神楽あたり

神楽をきくみる

師匠とお話ししたことメモ。 神楽というのは、主に聴覚と視覚によって捉えるもの、という話。言われてみればたしかに「楽」という主に耳から入るものと「舞」という主に目から入るものから成り立っていて、どちらかだけでは神楽は成立し得ない。「神楽の声を…

空間とか

夜神楽でながはまさんを見に。 ながはまさんは、胴の椅子が木箱なのが味わい深くて好き。あと昨日は締め太鼓と手拍子は座布団なくて正座されてた。 そういえばお祭りのときも正座だった? 笛は今回も幕内。重鎮の楽が昨日も聞けて良かった。 ながはまさんは…

このあたりのもの

子ども神楽の「恵比須」。 私は、あの恵比須が好き。恵比須で教えてもらうことはあまりなかったので、色々教えてもらう機会になって良かったであります。 フツーの(たまに服装奇抜だけど)、その辺りにいる人たちが、慣れた手つきで着付けて別の某になってい…

のう

ゆっパ定期公演で市職。 「八幡」「恵比須」「天神」「大蛇」で師匠が大体囃子におられたのでムッホムッホしてましたけど、「恵比須」がなんかとっても良くて、大満足だったのであります。 上品で、丁寧で、人柄(神だけど)の良さが感じられるというか。お子…

面とか点とか

そういえば、ゆくとしくるとしで虎舞出ましたな。 同じ町内の団体を芸能祭りで見ているので、同じ町内でも、生き残った虎、流されてしまった虎、地区によっては、虎は残っても支える人がいなくなってしまったところ、様々なのだろうと改めて思ったのです。 …

ちはやふる

納めの神事についてのめも 宮司さんの、いろいろみて勉強するのもいいが、もうある程度年数も重ねたのだから、自らの芸を研き精進するよう、というようなことおっしゃられたのが、またよかった。 ずうっと、見守っておられる宮司さんの言葉だからこそ、より…

式年考

ここ最近、なんかもろもろ巻き込まれて、悶々と石見神楽と大元神楽についてひたすら悶々考えているんですけれども。 基本的には師匠や研究者の言葉が真理なんですけど、ようやく自分の中で、納得のいく言葉が出たのであります。「大元神楽」というものについ…

きほんのき

師匠から聞いた話で、ふむふむと思ったことメモ。 ながら聞きだったので、一言一句ではないけど。石見神楽において、絶対におさえるべき基本的な所作、心構えがある。 でも、特に能舞については、その基本をおさえた上で、舞子の感性によって成り立つもので…

あにぎし

最近はまた別の古文書類をちまちま眺めつすがめつしていて、頭のなかワヤワヤしてますが、師匠がスゲーと思ったのでちょっと自慢したい。しばらく前に師匠が「日本武尊」の兄ぎし弟ぎしは、エミシがエギシに訛って、演目上兄と弟になったのでは?といってお…

五郎さんのこと

五郎さんがどんな感じだったかのメモほど。 細かいとこの読みが間違えている可能性はおおいにありますが。図書館に18世紀の原井組近辺の台本の写本がありまして。すんごく、読みにくいけども。 全部はコピーできんかなと思ったので、「五神」だけ。備中神楽…

五郎さん

先日来、解読している「五神」の台本は、ようやく繋がったWi-Fiのおかげで読めなかった文字をぐりぐり検索しちゃったりして、ほぼ意味が通るくらい読めるようになりましてムフムフムッハーな気分なのですよ。ご機嫌麗しい あとは所望分けを整理したら終わり!…

五神

いろいろ勉強やらなんやらせんといけんのですが、頭の体操がてら、むっかしの台本の「五神」解読中。 クニトコタチが国常龍王とあるので、「五龍王」だったんだろうかなあ、という発見がありましたのですよ。でも立と龍で音が混同した可能性もあるしなあ。 …

伝播とか

いろんな情報の整理的なあれそれですが。 大学時代に、大学図書館を駆使して集めた資料を、捨てずに持ってきた昔の自分を誉めたい。しかも整理していい子。ていうか、どんだけ暇人だったんじゃ。また新しいファイルがいるなあ。その当時は、今よりさらに地域…

師匠のことば。

師匠から書き残してほしいといわれたこと。 必要だと思うから、いわれた言葉をそのまま。 時々このタイトルでいわれたことそのまま載せてもいいかな。肉声みたいな。それも大事な気がしてきた。 ずっと、思い考えていたことに、結論がでました。 ずっと思っ…

ギシとマア

師匠に神楽に出てくる兄貴分、弟分の表現についてなるほど!となったことがあるので、メモなど。なんで同じ兄弟なのに、「日本武尊」は兄ぎし弟ぎし、「八十神」では兄まあ弟まあなのかなあーと思っていまして。推察だけれど、という前置きがあって、蝦夷が…

面の話

面のめも。一番軽いのは、桐。 ただ目が荒いので、おもてに和紙をはり、胡粉を塗る。能面は、小さいから檜を使う。檜は目がこまいので、おもてにそのまま胡粉を塗れる。石見神楽面は重いのが多い?ので、桐ではなさそう? 当時の動きを考えると、集落とかの…

スッキリ頭モッサリ頭

ガッソについてメモほど。 禿に近い毛頭というか、連獅子?とか能だったら猩々?とか?モッサーとした頭のやつに使うのはヤク。ヤクは牛。チベット側のほうなのね。 あ、鵺も、ということになるのかなあ。ヤクの毛は唐の時代に入ってきて、戦国武将の装飾品…

はらうこと

普段、舞法について習うことはしないのだけれど、シコ踏みの足運びをちょっと聞いて。 「シコ」は、踏みかたは違っても相撲の四股でしょうね。四股とは、本来大地を踏みしめて邪悪なものを鎮める、あるいは大地を揺り起こして豊作を約束させる、という呪的な…

月の明るい夜

今日は、しらじらと明るいですねえ。水平線も、山際も、宍道湖も。月の光の道が、海や宍道湖に出る夜が好きです。だから、水辺のある土地がいいかなって思う。 宍道湖が浜田にあればなあ~ 欲張り。 休前日の夜に強行軍でながはまさん。ちなみに金曜も土曜も…

型カタ型カタ

ダブルお父さんのお話を聞いていて、舞は型から入ると下手なんよ、型だけじゃブサイクなんよ、というふうなことをしきりに言われておられて。 それでも型は大切だよなあと思う反面、自分もそれは感じるところでもあるし、神楽講習会の時かな?講師の方も、型…

秋、むらまつりみたいな。そのに

楽しみにしすぎて4時前に目覚めてしまった。ここから頑張って二度寝したら寝過ぎるやつ。お子ちゃまか! 長い一日になります。昨日会社で明日はどこ行くの?っていわれて、なんか可部のへん、だけど私が行くのは浜田。って答えたら、普通に54号線で行けよ!…

秋、村まつりみたいな。そのいち

あの名前忘れたけど細胞分裂中みたいな形の柿がふっくらおいしそうにぶら下がっていたり、まちのバイク屋さんから出てきた若者がヨタヨタ走っていくのを見えなくなるまで店主っぽいおじさんが見守っていたり、毎週納品に行くとこの守衛さんがはじめて話しか…

きゅっきゅって磨く話

最近、ことに、師匠が、やっぱり基本が大事よ、基本の舞を磨かないといけないよ、って話されるなあと思うて、メモがてら。職人みたいだなあとも思う。わたしは、元々壊滅的にセンスを持ち合わせないのもあって、ひとつのことに対し、誰かから習って愚直にこ…

ぶらぶらぶらんでぃんぐ

この土地において来訪者であり、観光客でもあり、それでいて業者でもあるわけで、トクなのかトクじゃないのか、回り回って知らぬが仏なことにたくさん出会う羽目になるのですが。神楽を観光資源、コンテンツとしての側面を持たせること自体は、至極自然なこ…

やっぱり五郎の王子

備中神楽の歌ぐらの「五行」少しだけ読みました。頭が回らんけど、めも。 太郎 ククノチ東方木の御祖 二郎 カクツチ南方火の御祖 三郎 カナヤマヒコ西方金の御祖 四郎 ミズハメ北方水の御祖 女(メ)だけど四郎。漢字が今まで見たことない漢字当てていますが変…

講習会とかぐら そのに

気になったのは戦中後の石見における神楽。 戦中は奢侈禁止令みたいなやつと、担い手がおらんだったからダメだったけれども、明治維新のときと違って戦後舞が禁止されることはなかったようだとのこと。このまえ会社で、会議のとき流れで、何でいっときは「浜…

講習会とかぐら そのいち

講習会は、安定のお二人が講師でした。長浜面のセンセーのお話を聞いていて、やっぱり、きちんと学ぶなら石見焼のほう、作陶の歴史の方まで掘り起こさんといけんなあと改めて実感。 そこでの繁栄が、長浜人形、そして長浜面に繋がるんだなあって。1300年代っ…

ちょんぼしの五神考

五神のめも。 兄たち四神は「神迎」の道行き。左回り。 春青が起点。一番神座に近いところ。「神迎」の道行きで舞庭を調えることで、埴安を迎えるってこと?よく考えたら名を名乗れーのくだりは、いわば問答よね。でもあれは予祝とか呪的な意味合いではない…

時速40キロ

今日は一日なんだかどこへいっても前の車が40キロで走ってる日でした。たまにあるのよねー。 きっと外回り仕事あるある。 温故知新。故きを温ねて新しきを知る。 言うのは易し。 古きを知り、尊ぶのは大切なことで、それは文献だけではある一面しか知り得な…

土地のはなし

言われてみればたしかにと思ったことなのですけれども、誰がなんといったって、どんなに古い古いいったって、長浜面とあの衣装持ってる時点で長浜あたりの影響受けてるからね!っていうこと。うーん、たしかに。圧倒的な影響力をもつほどに隆盛を極めた土地…