舞ひあそぶ

神楽のこととか、備忘録の掃き溜め。

人口とか

石見神楽は「後継者難」がない、ということばの誤解について。 たぶん、我々、このブログを何でか知りませんがわざわざ読んでおられます皆様、島根に暮らす人たちは当然このことばが事実と異なることは、肌で感じていることでしょう。人口が減り続けている土…

大きいけどミニマム

浜田拠点設置計画というか、妄想が膨らんでいます。 一人暮らしの固定費がどれだけかかるかわかれば、想像しやすいんですけれども。ふむむむ。テレビは置きません。電話も要りません。 キッチンもぶっちゃけ要りません。ってそんな家あるかいな。 洗濯機も要…

かめおさんのめも

かめおさん、かさなしじんじゃ 日にちしばり 「●●●」 「日本武」 「悪切」米、五神方向、言霊で祈祷? 「三奸」三韓、武内宿禰 巫女は小面に天がん、神功はもっと凛々しい 唐土三国の王、三方で立ち合い、場外乱闘、子どももいっしょに「子どもさんの力を借…

将来のゆめ(仮)

いろいろ疲れたんで妄想。 あ、でもいよいよ原稿書いた本が出せそうです。 どきどきーこれからが販促で大変だ。もし、宝くじが当たったら! ま、買わんけー当たらんけどね。 もしくは玉の輿に乗っかったら、にでもしておくか10万円くらい握りしめて、本屋へ…

わたしがしまねでいきる理由。

好きだから。以上。出ていく人って、究極好きじゃないから出ていくわけで、好きなんだからそこで生きたいって思ったって別にいいわけよね。 もちろん転勤とかあるとしてもさ。はあ。つかれましたー。人間多いわー。 都会のほうが生きた心地がして、生きてて…

神楽は観光資源なのか

「観光資源」という言葉に抵抗を覚えられる人が多いことだろうと想像いたしますので、言葉を変えてみましょう。 神楽は、よそから地域に人を呼び込むきっかけ、ネタになりうるか。 おうおう、これだと、なんとなくああなるなる、と言いたくなりませんか。 今日…

夜空に溶けるとうとうたらりら

昨日は年甲斐もなく会社の先輩と3時過ぎまで飲んでしまいまして、今日はうだうだの日。 議題は、文化人類学と性、非モテな私(余計なお世話だが事実ではある)について真面目に検証。 ……酔っぱらいだからこそできる生産性のなさや。 あとは10年後、会社や島根…

も、もうね、なんかどっかしら神楽行かなきゃいけない気がしてそわそわしちゃう。あわあわわわ でもいまからこんな寒くて大丈夫なのかしら今度の夜明かし舞はどのくらい防寒していけばいいかなあ。 そうそう、すっかり忘れていたのですが、神楽検定は無事に…

うちはうち

この前の邑南町の神楽へ行って、印象的だった言葉。浜田の方は神楽。こっちは演劇。 どっちがいい、悪いじゃなくて、どっちもいい。 でも、そこの伝統は他のところに左右されずに伝えていかないといけないと思う。うーん…前からなんとなく思っていたことです…

能を見たこと

今日は能楽を観に行きましたのです。 やっぱりこればかりはなかなか島根では機会がありませんので。しかもたまたまタイミングよく、私が小学生の時にであって、能と狂言をすきになったきっかけとなった囃子の方と、野村親子の出られる公演でした。 はあああ…

ひらさ

今日はうってかわって怠惰に過ごす日。ねむねむ。 明後日は無事に飛行機が飛ぶのでしょうか。 神楽三昧一日目のこと。 納品ついでに写真を撮らせてもらいにあちこちうろうろして、くっそ苦いゴーヤジュースごちそうになったりなんだりしながら、最後は棚田で…

龍と大蛇

今日も今日とてゴーゴーウェストで、江津へ髪を切りに。 そして、川を北上して甘南備寺へいったら、わざわざ本堂を開けてくださったりして、すごいなんかラッキー。 どうにかして記録する必要ってあるよなあ。 残念ながら衰退していく土地なのだと思う。どう…

あ、そういえばこの前、和歌をいろいろ眺めておりましたらば、神遊びの歌というものを見つけたのであります。 深山には 霰ふるらし 外山なる まさきの葛 色づきにけり もーなんか、詠んでそのまんまの素朴な歌ですなあ。まさきの葛が、テイカカズラのことで…

いろいろ家のなかの本をゴソゴソしていましたら、石見の神楽についての言及がありましてですね。神楽は「神が楽しむ」のか「神と共に楽しむなのか」…"石見神楽の源流"の邑智郡の大元神楽を見たら「神が楽しむ」ように思える、というような話。 さあ、これま…

おにとなる

時平さんの続きと思ったけど、別に好きなわけでもないのであんまり思い浮かばなかった。たまーに書きたいことポーンと降りてくるけどいまは無理みたい時平さんは、数え年39歳でおなくなりになっているようですから、いくら平安時代でも、やっぱり若いほうな…

ときひら

ときひらはときひら。時平が大臣にてはなきや、のときひら。 出西生姜の時期には、必ず鶏肉の水炊きみたいなのを作ります。ただ水と酒のなかに生姜とお肉を入れるだけなんですけど。むふふふうんまーい 料理酒は余らすので地酒。残りは即私の腹のなか。むふ…

あはれなるもの

眠れなかったおかげで、ずっと読めなかった夢枕さんの陰陽師シリーズをまとめて読めたのでした。中学くらいでハマって…世の中よりはペースが遅いけど、シリーズで買って読み続けているのはこれだけ。もともとホームズとワトスンがアホみたいに好きだったので…

かみさまほとけさまの話の続きと備忘録

ほいで、守る神と救う仏の話で、 奈良の大仏さんって阿弥陀さんでしたっけ? るしゃなぶつってどなたさまでしたっけね。 昔勉強したのに…忘れてしもうた。 たとえば、戦神の八幡さんと、それを救う阿弥陀さんがタッグ組んだぜわっしょーいってなったとしたら…

わたしはあなたと共にいる

と、いう言葉がポーンと頭のなかで跳ねるときに限って、いるなら出てこいコンニャロくらいの心持ちだったりする。神様とかそこらについていま思ったこと。 あるいは守る神と救う仏についてちょっぴりの推察。別に隠す理由もないのですが… 生まれる前から隣に…

ながはまさん

結局、思ったより合説が疲れてしまったのと、誘惑に負けて、30秒ほど思案した結果、江津はスルーして三宮さんへ行ってしまったのでした。てへっ だってお祭りのやってる集会所が調べてもどこだかわかんなかったし。 日が落ちる時間に桜江をうろついたらどこ…

牛頭スサしょうき。うしお。

お師匠から超久しぶりにお題もらって、ウホウホしながら昔集めた資料眺めていたら面白いのがあったので書いておこうかな。 テーマとは違うんですけどまあメモ程度に。 牛頭天王とスサノオは、習合していますね。 祇園系は大体こっちの思想なのではないでしょ…

息をするようにあいする

人じゃないよ。 文字どおり島根を横断してみて、やっぱり島根が好きなんだと思ったのです。碧い海、青い空。雲。濃い緑。山べりにそって浮かぶ赤瓦。 あおあおあおみどりみどりみどりしろ、あか。 なんてことはない風景なんですけれど、なんか美しい。一番は…

めんのへんなはなし

多分、ちょっと変に思われそうな話。朝から太鼓谷稲成リベンジして結構疲れたので今のうち書いておこうと思って。津和野の道の駅でにちはらさんの「岩戸」と「鬼がへし」 道がへしって書いてあったけど代表さんは鬼がへしっていっておられた。えーっともろも…

あすな

そうそう、阿須那あたりの舞は、あのあたりの人にそれは推測でファクトじゃないと言われていたのですが、明確な呼称はないにしろ、そういうものがあるのは、やっぱりファクトとして言える。 著者がしっかりしてる本で書いてあって良かった良かった。 読んで…

ながさわさん

そういえば、昨日見たながさわさん、スサノオがうさ耳みたいでビックリしたのです。 あるいは鍾馗の冠の大サービスバージョンみたいな。 なんであのミョンミョンしてるやつがふたつもくっついてるだ?しかも前向き?? 冠の後ろに垂れてるやつですよね?謎……

それでもおっかけない

今日グリーンモールにいたら浜田のお兄さんたちにビックリされたけど、昨日は予定せず川本のお姉さんの家でお泊まりだったのでした。 一人寂しいってクサクサしてたけど、最後の二日は人に会えてよかった~一言も誰とも会話をせずに終わるかとおもった。うー…

かつ鼓の音はてんてんどうどう

ありがたき。雅楽の鼓から来ているそうですが、ほっそい菜箸みたいなバチで、横にした鼓の左右の面を叩くんですね! ちょうど何となく録画していた番組でやってました。そういえば切目王子がむっちゃ激しく打つときも細いバチだったような。鼓は、東北のシシ…

どろどろどうどう

どうしたら胴の音の表現、しっくり来るかな。どんちっち、はすごいと思う。ちっちがいいよね。なんか確かにそんな音よね。。 いまだに私にはどんどんちっちに聞こえるけど。 あれー? 能にして能にあらず、といわれる「翁」。あの面、私的には恵比須の面系。…

かぐらのすきなとこ

頭を整理するためのメモ。いち、神楽で何が自分は面白いんだろう? 目と耳と頭だけになって溶けたとき、っていったらなんか気持ち悪いって言われちゃった。しょんぼりとりあえず思いつくこと書いてみましょうか。どろどろと鳴り響く胴の音と、軽快な太鼓と手…

面はかけるのかつけるのか

ところで、能面は「かける」といいますが、神楽面は「かける」のでしょうか「つける」のでしょうか。 面そのものに神が宿るのか、神の威徳をあらわす道具のひとつなのか。 どっちなのでしょう。どっちもなのでしょうか? でも、面の扱い方を見ていると道具な…