舞ひあそぶ

神楽のこととか、備忘録の掃き溜め。

2016-01-01から1年間の記事一覧

カラフル

色、のことをぶつくさ。 いつも以上にめっちゃ読みにくい&意味不明かも。 この前七夕の短冊の色は五行説に基づいて…っていって石見では見慣れた五色が出てきまして、あー石見で教育されたな~とか思ってむふむふしておりましたけれども、その五行説の説明が…

かわること

忘れないうちに。 「人のせい」にするのとは違って、周りの人間や時代の要請に応えて、変わる選択をしたのは紛れもなく自分達だった。 それでも変えないぞ!という選択肢は、少なからずあった。おそらく、良しとしなかった人は、静かに去っていったことでし…

かみさまをさがしてます。

好きな…というよりふっと出てくるワーシップに「God will make a way」がありますけど、そう思える日まで、まだ時間がかかる。 神頼みしたくないから、自分の神のところへは行かない。というか、システムとコミュニティがやっぱり好きになれん。行きたいとき…

バケモノたちのやさしい手

鬼の他にも狐やら…あ、猿やら、いろいろいるのでバケモノたち。 彼らの顔は恐ろしげだけれど、子どもをかっさらって抱き抱えるその手はすっごく優しい。父の手をしてるなって、思うのです。父じゃなくても、なんか父の手。 大切なものを守る手。なんだろうな…

えっちらおっちら

なかなか書き終わらなくて困っちゃった 昨日は、54号走っていて、なんとなくなんだけどもうなんかとてつもなくイライラして勢いで赤名より手前…頓原くらいかな?で山に入ってみたら、飯南をひたすら走る羽目になってぐるーっと三瓶まわっちゃったけど、なん…

こわい、こわい

眠いので、ぽつぽつとつぶやくだけ。 自分もメディアのちいさな畑のはしっこの方で縮こまってうぞうぞしているのだけれど。大きいメディアの畑のひとは言う。 ファクトだけをたんたんとかく。 彼らもそれをわかっていて、書き方も思考も徹底的に訓練されてい…

つづき

多分なんだけど…ヤマトの国の神楽と根っこの部分が似てるのは琉球の方なんじゃないかなって思った。 確か、沖縄のウタキ(御嶽)って、かむくらと同じ感じだったような… 岩とか、自然物をまつる祭場というか。 アイヌはイオマンテのことをちょっぴりしかしらん…

かぐら

なんとなーく久しぶりにゼミの先生に連絡を取ってみて、ふと聞いてみたのです。「神楽」そのものの存在について。「神楽」というのは、日本全国に存在するといっていいのですが、このときの日本って、えーっと、大日本帝国になる前の「日本」の範囲内なので…

八調子の言い表しについて

八調子の特徴は?っていわれて、派手で勇壮で…って答えるのはなんかつまらんくて嫌なので、今言葉探ししているのです。軽すぎって怒られるかもしれなくてちょっと内心ドキドキですが…八調子の土地は、海側の気質であるのは確か。テンポ良く畳み掛けるという…

新旧

そーだそーだ忘れないうちにメモしときます。 あくまでも世の中の捉え方とは違うかもですが、私は一番腑に落ちた新旧の舞のこと。 あんまり検索で引っ掛かりたくないないっつも分かんないこの区別。競演とかさ、よく考えたら新に比べて旧の部ってほんとは母…

師、

いっつもししょーししょー言っておりますが、最近はことに「師」という存在について考えるのです。師って、追い越してやるうって気概で背中を追いかけることは、必要なのかもしれないけれど、淘汰する存在ではないんだよなって。手を引かれて顔を見上げて話…

神楽と、能と、歌舞伎

そういえぱ、きょう土日しか開いてない古書店に行きましたら、むっちゃ古い東北の祭の本で「茅の輪くぐり」の元になる伝承は、スサノオが出雲の国で斐の川上に向かう途上での話、ということになってました。宮城県の刈田郡というとこ。今なんて名前かわかりま…

かみ

そういえば、出雲の「茅の輪」の禍つ日の神も、石見の「鍾馗」の疫神も、神なんですね。 本当に恐ろしいものは、鬼よりも神? たしかに鬼ってヒーロー性も含んでる。 花祭の榊鬼とか、山見鬼は、人を助け守護する感じで、石見でいうスサノオポジション。めっ…

いろいろ妄想中

いま妄想中なのは…いち、四方と中央。神楽の根底はここにある。 四方から中央へ、回転動作を伴いながら繰り返すのだけれど、地固めとトランスへの誘導が主な目的。 でもなんでこれが全国共通なのかな。どこの信仰とか思想が大本なんだろ。 地固めは禹歩だか…

むかえる

「神迎」の話。 自分はほとんど見た覚えがありませんので、聞き書きとか咀嚼したものとか。 「神迎」の詞章では四方を治める神とその神が守護する世界の美しさを讃えているなっていう印象。 ちょっと中央は同じように讃えるのは難しかったのだろうけれど。長…

なんだか、短期集中講義みたいにいろんな地域の神楽を一気に見たのでちょっとごちゃごちゃ中。 ブレイクタイムで、能が見たい。 能の鍾馗とか大蛇とか見てみたいな。あと鉄輪。それと鵺。頼政。 どれも見る機会が少ないのです。 あーあ。 たまーに、あっ!て…

石見神楽と文化財、とかそんな偉そうなことは書けないけれど。

さっきのつづき。 namaaa.hatenablog.com うお!なんかよくわからないけどかっちょよさげにリンク貼れた!すごっ! で、えーとなんだっけ。 ああ、石見神楽八調子について、私なりに考えたこと。 八調子がなぜ文化財指定を受ける団体が極めて少ないのか。 ま…

小難しく文化について書いてみよう。

GW中はかなり神楽を見る機会が多くて、むふむふなのですけれど、たまたま文化財系の神楽が多くなりそうなので、自分の確認のために文化についてちょっと思い出してみようかしら。 というわけで、3年ぶりに大学のノートを引っ張り出しちゃった。 そもそも日本…

ほんとはありすぎて困る

島根はつまらなくてキライ、なんじゃあなくて、島根に何があってそれがなんなのかを知らないからなんだよ、っていうのを教えてあげたいよそ者。あの子には届いたのかな。 何もないんじゃなくて、なんかいろいろありすぎて本当は困っちゃうんだけどな。 神楽…

鬼か神か違うのか同じなのか

神能で書き忘れたことがあって、ふと思い出すんだけどすぐ忘れてなんだったかわかんない。ようは、結局忘れて書けない。なんで、出雲界隈では、三韓も国つ神も番内さん顔なんだろう。スサノオはやっぱり中間。天つ神と天皇家は能面の顔。三韓は鬼か神か。 国…

神楽は歌舞伎の夢を見るか

神楽は歌舞伎に近いのか、能楽に近いのか。あれ?これ前も出した話題? まあいいか。 と、いいましても、私は小学生以来能楽ばっかり見てきた人間なので、ニュートラルなことは言えんのですけれども。歌舞伎は、中村勘九郎・七之助と尾上松也の三人吉三と、…

川の方

最近仕事の関係とかもあり、江の川沿いの神楽についてまとめてみて、ついに昨日は美郷のあたりの神楽を見てみて、なんとなく感じているのが、どうにもやっぱり浜田の神楽とは別物の神楽がもともと存在していたのではあるまいかということ。 大元信仰は石見一…

東京雑感

いやいや、つねに雑感なんですけども。 しかしまあやくもに乗るとどうやら揺れすぎて文字を打つのが大変。 東京で、JPタワーにある東大医学部の研究資料を展示してる博物館に行ってみたのですけれど、骨やら剥製やらもろもろむっちゃ標本ばっかりだった。い…

かぐら

神楽であること。 師匠が私の師匠になったのも、ここらのあたりで分かり合ったからだといってもいいのではないでしょうか。どうなんでしょうか。 まあ、勝手に押し掛け弟子入りしたようなもんなんだけどさ。 神楽自体、全国津々浦々見たわけではない。 花祭…

かぐらということば

「神楽」という言葉について。 まあまずは、お決まりの本田大先生のお言葉よりまとめますれば、民俗学における民俗芸能の部類に振り分けられ、「神楽」だけではなく「田楽」「風流ふりゅう」「祝福芸」と呼ばれるものも含まれている。 うーんと、地域地域によってな…

追憶と鎮魂について

思いついたことがあるから、メモついでに。 なんで、事の顛末をリピートすることが鎮魂?と、思ったけど、ふと風呂上がりに髪の毛乾かしながら御霊会とかに繋がるんじゃないかなって思って。 あなたのこと、忘れてないよ。ずっと覚えてるよ。ってアピール。 …

能と私と神楽

今日は疲れて眠いのであんまり考えないでかけること。 昨日能は母に連れられて小学生のころから見て言ったという話をした。 なんかエッセイみたいでこしょばゆいけれど、自分の神楽を見る目の原点はここだと思うので一応書き留めておくかな。 なんで能・狂言…

二項対立

結局のところなぜ二項対立の構造があっちこっちにゴロゴロしているかといえば、みんながみんな「マジ」だからとも、いえるのよね。 マジすぎてちょっと違う所を受け入れられない。 たぶんね。 心底自分の土地の神楽が好きで、「マジ」な人もおりましょう。 自分…

二項対立

今のうちに、ちょっぴりカゲキな発言はしておこう。 いろいろな人がいるわけです。 一言で神楽といっても、その言葉からイメージするものは皆それぞれで、特に神楽どころともなれば、もうmy神楽論もあればmy favorite神楽団体も当然ありましょう。 まあ、そ…

気が向いたら書こうと思うこと

私による私のための時々師匠も巻き込んじゃったりしながら書き綴るもろもろ。 まあ、まずは石見神楽についてのことは外せない。 なんやねん、石見神楽。というあたりはとりあえず省略。 六調子と八調子は書く。大事大事。通説の誤解とかは今のうちに書いてお…